HTTP Nowhere

HTTPのどこでもない: ウェブ接続を安全なHTTPSにアップグレードする

HTTP Nowhereは、Chris Palmerによって開発されたChrome拡張機能で、非セキュア接続（HTTP）をセキュアな接続（HTTPS）にアップグレードすることでウェブセキュリティを向上させることを目的としています。このシンプルでわかりやすい拡張機能により、HTTPのURLを自動的にHTTPSに変換することで、ウェブブラウジングのセキュリティを向上させます。

非セキュアなウェブ接続をセキュアなものにアップグレードすることで、HTTP Nowhereは潜在的なセキュリティ脅威からあなたの機密情報を保護するのに役立ちます。ただし、重要なこととして、ウェブサイトがHTTPSを正しくサポートしていない場合、Chromeは接続を拒否し、通常の中間警告ページを表示します。このため、この拡張機能を使用する際に特定のウェブサイトにアクセスすることが難しくなる可能性があります。

安全を最大限に確保するためには、ChromeのSecure DNS（DNS over HTTPS）機能も有効にすることが推奨されています。残念ながら、HTTP Nowhereにはこの機能を自動的に有効にする機能はありません。手動でドットメニューに移動し、その後、設定、セキュリティに進み、Secure DNSをスクロールダウンして使用するようにする必要があります。そこから、プロバイダーを選択するか、独自の情報を入力することができます。または、URL chrome://settings/security?search=dns を入力して、この設定に直接アクセスすることもできます。

HTTP Nowhereはシンプルさを重視して設計されており、接続のアップグレード以外の追加機能はありません。訪れるウェブページへの特別な権限やアクセスは必要ありません。拡張機能をオンまたはオフにするだけで、シームレスでセキュアなブラウジング体験を確保します。